添削の記録⑤子どもの貧困

学生が書いた文章(before)に対する添削(after)を公開しています。添削後に学生了承済です。多くの受験生に共有したいと思い公開しています。今回は「子どもの貧困について400字でまとめなさい」という課題です。取り組んでくれたのは編入学試験(経済学)を受験する大学2年生です。

(before)子どもの貧困は現代の深刻な課題の1つとされている。原因として、格差社会の拡大による、親の収入不足が挙げられる。近年、雇用形態の多様化により、非正規雇用労働者の割合が増加しており、労働者の約4割が非正規雇用労働者である(厚労省調べ)。また、日本の相対的貧困率は15.6%と、国民の7人に1人が貧困状態と言われている。このうち、半分がひとり親世代である。ひとり親世代の中でも、近年シングルマザーが大きな問題となっている。シングルマザーは育児と仕事を両立させることが難しく、正規雇用として働けないといった理由から、非正規雇用として働きざるを得ない人が多い。さらに、別れた夫が養育費を支払っていないといったことから、収入が少なく養育費が無いため、子どもへの教育費などがかけられない。平均的な水準の家庭の子どもに比べ、貧困層の家庭の子どもは学力が低い傾向がある。このような教育格差が将来の職業選択に大きくし、経済格差を生み出す原因となる。さらに、この格差は次の世代へと影響するため、負の連鎖となってしまう。
(after)子どもの貧困は現代の深刻な課題の1つとされている。我が国では相対的貧困と関連する問題だ。相対的貧困とは、世帯の所得が、その国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態のことだ。経済格差、特に正規-非正規の所得格差などに起因しながら、日本の相対的貧困率は15.6%。そして子どもの7人に1人が貧困状態と言われている。このうち約半数が実はひとり親世帯である。そしてひとり親世帯でも、近年シングルマザーが大きな問題となっている。シングルマザーは育児と仕事を両立させることが難しく、正規雇用労働者として働きにくいといった理由から、非正規雇用労働者として働く人が多い。さらに、別れた夫が養育費を支払っていないこともある。こうした理由でシングルマザー世帯は収入が少なく養育費も少ないため、子どもの教育費が少ない傾向にある。そして関連する統計的事実として、平均的な経済的状況の家庭の子どもに比べ、貧困層の家庭の子どもは学力が低い傾向が観測されている。このような教育格差は将来の職業選択に大きく影響し、将来にわたって経済格差を生み出す原因となる。次の世代へと影響する負の連鎖を断たなくてはいけない。
(添削)子どもの貧困は現代の深刻な課題の1つとされている。我が国では相対的貧困と関連する問題だ。(以下が日本の事実であることを明記しましょう。)相対的貧困とは、世帯の所得が、その国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態のことだ。(本文に重大な専門用語は読み手も知っている前提にせず直後に簡潔な説明を添えます。)経済格差、特に正規-非正規の所得格差などに起因しながら、原因として、格差社会の拡大による、親の収入不足が挙げられる。近年、雇用形態の多様化により、非正規雇用労働者の割合が増加しており、労働者の約4割が非正規雇用労働者である(厚労省調べ)。また、(知っている事実、知識を使って書くのは当然ですが本文との関係性が明確でなければいけません。)日本の相対的貧困率は15.6%。そしてと、子ども国民の7人に1人が貧困状態と言われている。このうち約半数、半分実はひとり親世帯世代である。そしてひとり親世帯世代の中でも、近年シングルマザーが大きな問題となっている。(GOOD!よく調べましたね)シングルマザーは育児と仕事を両立させることが難しく、正規雇用労働者として働きにくい働けないといった理由から、非正規雇用労働者として働く働きざるを得ない人が多い。さらに、別れた夫が養育費を支払っていないといったこともある。こうした理由でシングルマザー世帯はから、収入が少なく養育費も少ないが無いため、子どもの教育費が少ない傾向にあるなどがかけられないそして関連する統計的事実として、平均的な経済的状況水準の家庭の子どもに比べ、貧困層の家庭の子どもは学力が低い傾向が観測されているある。このような教育格差将来の職業選択に大きく影響し、将来にわたって経済格差を生み出す原因となる。さらに、この格差は次の世代へと影響するため、負の連鎖(GOOD!素晴らしい表現!)を断たなくてはいけないとなってしまう
NOTE
言い過ぎに注意しましょう。特に不変の事実でない大まかな傾向にすぎなければ「~できない」「~が無い」は「~しにくい」「~が少ない」など表現が望ましいです。

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