対策のすゝめ

志望校の過去問は必ず御自身で入手して御確認下さい

分野別対策記事です。対策と称しているものの管理人が入手した過去問を分析しているので、貴方の志望校は最悪スルーされてます。一昔前の過去問を参照しているものもあります。気をつけて読んで下さい。

編入試験は情報戦なのか?

入学試験という競争的環境なるも、そこで、すべての受験生が自己の実力を存分に発揮するにあたり、編入学試験に関する真実性の高い情報を、たとえば経済的余裕を条件とせず、平等に手に入れられる環境を、彼らを真に見守るとはつまり、構築せよ。

管理人らはこのスローガンを掲げて活動しています。しかし「編入試験は情報戦だから当サイトを見て頑張れ」とまでは言いません。結論から言うと、上記は努力目標のスローガンであって、「構築できました」と公言しているわけではないです。

たとえば過去問題を過去一年分閲覧できる大学なら、それが、大学側が公式に設定した受験のスタートラインになります。もしも過去三年分閲覧できたり、参考図書を教えてもらえたり、研究室訪問が可能だったりすれば、それら全てが、大学側が公式に設定した受験のスタートラインということになります。このスタートラインで準備不足が無いようにして下さい。
塾・予備校、オンラインサービス、ウェブサイト(もちろん私達の活動も含めます)や個人の情報提供者を頼ることは、さらに自分を有利にするためのものです。たとえばメルカリ等で過去問を大量入手することも、他の受験生より自分を有利にするためのものです。
「編入試験は情報戦だ」と言う言葉にあまりナーバスになって欲しくない理由は、2018年から「編入学世界の脱予備校化」を念頭に活動を続けてきて、様々な受験生を相手にした結果、自分なりの学習習慣が確立した人が合格していると感じたからです。その姿を応援すると言う考え方に管理人らの活動もシフトしています。

大学編入学試験受験生向けコンテンツ制作の「さいたま中央ゼミナール」として「究極にダセェ」

たとえば『鉄腕アトム』や漫画家の手塚治虫は、読むのが楽しくて仕方がない人達のために存在していたんだと思います。逆に、何か特別な目的や動機で「面白くないのに読まなきゃいけない人達」を、作品や著者が保護することは、できないんじゃないかな。
管理人らは、活動の到達点として「究極にダセェ」と思いました。編入試験の受験生向けに有益な記事を書いて、ぺたっとインターネット上に貼っていく活動の到達点として「そりゃ限界がありますから」とは「究極にダセェ」はずです。だから、無理に読むことはないです、勇気を出して自分で受験対策を開拓することが正解です。楽しそうなサイトだからずっと読んでいたい人もいるかと思いますが、たとえば1日1時間このサイトの閲読に割り当てた受験生が大体どのレベルに合格出来ているのか管理人は把握していません。

過去問題を取り寄せたら

過去問を取り寄せたら、出題が以下の3パターンで言うといずれであるか確認しましょう。

①ミクロ・マクロ経済学など計算問題または択一問題
②不変の事実または歴史上の事実、あるいは専門用語の説明問題(+課題文)
③時事問題や小論文の論述問題(+課題文)

②と③で、どちらなのか悩んだ場合は、出題の一問一答性を考察しましょう。出題に対して一意の正解があるとき完全な一問一答です。①は完全な一問一答です。
たとえば法学部で「公法と私法の違いを述べよ」と出題された場合は、完全な一問一答ではありませんが、省略の許されないキーワードとして憲法、行政法、刑法、民法、商法、私的自治、法律関係が挙げられます。これらを全て用いると大なり小なり似通った答案になります。完全な一問一答ではないですが一問一答性は高いです。
たとえば経済学部で「格差社会について論ぜよ」と出題された場合は、自分自身の考えを述べることが重大です。必須キーワードは非正規雇用、働き方改革、相対的貧困などですが、所得格差を起点として教育格差または男女格差、あるいはそれらの両方へと深堀りの方向性が異なれば答案も人によって様変りしていきます。一問一答性は相対的に低いです。

受験勉強は4ステップで計画しましょう。
ステップⅠ(基礎).計算問題であれば数学、説明や論述では日本語運用能力が土台になります。専門書を読む力を身につけるために新聞購読はオススメです。

ステップⅡ(専門).専門分野の勉強。専門書を読んで、分からなかった箇所と分かった箇所の要点をノートに書き写します。別の専門書を読んで解消された疑問には追記ができるように詰め詰めではなく間隔を開けて使いましょう。

ステップⅢ(試験対策).過去問題の出題傾向から集中的に勉強する範囲を決めて重点化しましょう。

ステップⅣ(過去問演習).過去問を解きましょう。

オススメはⅣ→ⅠとⅡを同時→Ⅲ→もう一回Ⅳの順番です。過去問題を聖書のように拝んでしまい、いつまでもⅣに取り掛からない人や、Ⅰをやる必要性がピンと来ない人が出ないようにこの順番がオススメです。

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