過去問・中央大学法学部(3年次編入試験・2019年度)

政治学の基礎知識
現代政治における政官関係について論じなさい。

解答の着想
日本の政官関係を概説すると下記のようになります。

戦前:急速な近代化を達成するため中央集権的で官僚優位の政治体制(官僚優位)
戦後~高度経済成長:GHQにより温存された官僚制(官僚優位)
五五年体制:自民党政権の長期化、族議員の台頭、政治的官僚の出現(政党優位の兆し、経済成長を背景に政官は協調的)
1990年代:選挙制度改革、中央省庁の再編(政党優位の傾向が強まる)
2000年代以降:小泉内閣、公務員改革法(経済低迷を背景に政官は敵対的)

現代政治の政官関係を論じるうえで、(1)政官のいずれが優位か、(2)協調的か敵対的か、この二つの軸が重大だとわかります。

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