過去問・中央大学法学部(3年次編入試験・2018年度)

政治学の基礎知識(政治学科)

問題
現代におけるポピュリズムとは何か、事例を挙げて説明しなさい。

解答の着想
ポピュリズムの歴史は古く、ポピュリズムに分類される政治運動、政治勢力、政治家の出現は19世紀アメリカまで遡ることができます。一口にポピュリズムと言っても、国と地域、そして年代によって様々な形態と背景があり、「ポピュリズムとは何か?」については学派、学説、学者によって様々に論述されます。

そんななか無難に「現代におけるポピュリズムとは何か?」を論じるのならば、

ポピュリズムとは、
(i)政党、政治家からの支持よりも、むしろ国民的人気に依拠して代表者が登場し、
(ii)長期的展望ではなく短期的利益供与で大衆を誘導したり、
(iii)官僚や移民、ときには政治体制を敵とみなす言説をもってそれを人民の代弁としたり、
(iv)社会が激しく動いたり、逆に停滞したりするときに噴出する従属的な社会層の不満や不安の体現をしたりする、
などの特徴をもった大衆迎合的な政治のことです。

具体例を挙げるならば、日本の大学入試なので、小泉内閣を説明すればよいのではないかなと。自信を持っていっぱい書きましょう!

【関連する発展的な出題】筑波大学社会・国際学群社会学類(3年次編入試験・2019年度)政治学には、「ポピュリズムは民主主義の敵である」という評価と、「ポピュリズムは民主主義の真の声である」という異なる評価が存在する。このことを踏まえて、現代民主政におけるポピュリズムの意味について、具体的な事例をあげて論じなさい。

【関連する発展的な出題】関西大学法学部(3年次編入試験・2018年度)ポピュリズムとはどのような現象を指しているのでしょうか。具体的な例(いずれの国でも、いずれの年代でも可)を挙げながら、ポピュリズムの背景をなす要因と、それが政治にもたらす弊害、あるいは可能性について論じなさい。

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