ミクロ経済学(解説)消費者余剰

(最終更新 2021/10/19)
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かラスマタケオ

欲しかった1万2000円のリュックサックが

かラスマタケオ

9000円で買えたときと

かラスマタケオ

6000円で買えたときではどちらが嬉しいですか?
6000円じゃねーの?

藤倉心愛

かラスマタケオ

数値で表してみようよ

かラスマタケオ

6000円で買ったときの嬉しさ > 9000円で買ったときの嬉しさ

かラスマタケオ

この順序関係を崩さないように数値で表してみてよ
それって

藤倉心愛

6000円で買ったときの嬉しさ>6001円>6002円>・・・>8999円>9000円で買ったときの嬉しさ

藤倉心愛

6000円で買ったときと9000円で買ったときに限らず、すべての取引価格で嬉しさの順序が保存されないといけないよね?

藤倉心愛

かラスマタケオ

そうです。

かラスマタケオ

一番直感的なのは12000から買った値段(円)を引き算した値です。それを余剰といいます。
9000円で買ったら3000の余剰。
6000円で買ったら6000の余剰。
そうなんだ。

藤倉心愛

そういえばさ。前回。価格が下がれば需要が増えるって言ったけど。

藤倉心愛

集計的需要曲線が右下がりってことだよね?

藤倉心愛

かラスマタケオ

そうだよ~

かラスマタケオ

集計的需要曲線とは、ある価格で買ってもよい消費者が市場参加者で何人いるか(価格,人数)の集合を描画したものです。

かラスマタケオ

市場に参加した消費者の余剰の和を消費者余剰といいます。
ちょうどオレンジの三角形の面積になります。
そんな簡単な問題が入試で出るの?

藤倉心愛

かラスマタケオ

出るよ~

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