国際関係!徹底マスター用語解説:貿易③

最恵国待遇
世界貿易機関(WTO)の基本原則の一つ。通商条約、商航海条約において、いずれかの国に与える最も有利な待遇を、他のすべての加盟国に対して与えなければならないというルールを指す。また、無条件最恵国待遇と条件付最恵国待遇がある。前者は相手方になんの対価も求めないで最恵国待遇を与えるもの、後者は第三国がその待遇を受るにあたって支払ったものと同じ代償を与えることを条件として、その待遇を与えることを約束するものである。

メルコスール
南米南部共同市場を指す。1995年に発足。域内の関税撤廃等を目的とする関税同盟で、加盟国はアルゼンチン、ボリビア、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラの全6カ国。しかしベネズエラは2016年12月、加盟資格停止となった。域内の関税及び非関税障壁の撤廃、対外共通関税の創設、マクロ経済政策およびセクター別経済政策の協調、関連分野における法制度の調和が原則となっている。

グローバル・インバランス
2000年以降顕著となった世界的な経常収支の不均衡を指す。恒常的な貿易赤字を抱えるアメリカの経常収支赤字が拡大する一方で、日本、中国など東アジアや中東などの原油輸出国の経常収支黒字が増大した現象を主に指す。アメリカの莫大な経常収支赤字の裏には、巨額の経常収支黒字を計上している国があるはずであり、グローバル・インバランスの原因は経常収支黒字国の国内問題(過剰貯蓄)であるとする考え方がある。

※国際関係!徹底マスター用語解説で、用語は、国際関係のファカルティの編入学試験で出題された過去問題から選んでいます。

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