過去問・広島大学経済学部(3年次編入試験・2018年度)

差別価格とは何かを、具体的な例を挙げて説明しなさい。また差別価格と需要の価格弾力性の関係について説明しなさい。

解答例
差別価格とは、同じの財・サービスにも関わらず、買手を差別しながら価格を複数通りに設定することである。たとえば学生割引のある映画館は、社会人には高価格、学生には低価格、同じ内容の映画でも二通りの価格を設定している。さて需要の価格弾力性とは、価格が1%上昇したとき需要が何%減少するかである。直感的に、社会人と学生とでは映画の価格弾力性は異なるだろう。なぜなら学生より所得の高い社会人は、価格が上昇しても学生ほど需要が逃げないと考えられるからだ。もしもこのようにセグメントによって価格弾力性が異なれば、各セグメントに対する最適な値付けは、当然に異なるだろう。それが差別価格の動機になるのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA