良書の紹介
文学の勉強って何だろうな?
わかりません!
文学の対策って何だろうな?
有名な古典は現代語訳(解説)の本が沢山あるので、有名な古典の解説本は一通り読んでおきましょうよ。
伊勢物語
伊勢物語(三段~六段 二条の妃との悲恋)
三段
思ひあらば
葎の宿に
寝もしなむ
ひじきものには
袖をしつつも
好きな女の人がいて、その女の人と情をかわそうという男(主人公)がいます。主人公が女の人に歌を贈っています。歌の前半部分は「葎のしげる荒れた家でも構いませんよ?」、歌の後半部分は「衣の袖を敷物にして」と、言うわけです。ところで、実は主人公が女の人に贈ったものは、この歌だけではありませんでした。この歌と共に、「ひじき藻」を女の人に贈っています。どんな気持ちで主人公が、ダジャレかなと思ってしまうプレゼントをしたのでしょうか?
世の男性には、そのような洒落の利いたプレゼントで女の人の心を惹きつけることができると、真剣に思う人もいますからね。ここで、好きな女の人とは、入内する前の二条の妃。このあと皇族に嫁いぐひとが、まだ嫁いでいないため、まだ普通の身分だったころの話です。こう説明を付け加えると、一体どういうつもりなのかしら?と勘ぐってしまう人もいるかもしれませんね。
おわりに
つづく
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