マーケティング論:補完的価格

製品・サービス
=(主たる部分)+(消耗品)

主たる部分を低価格設定にして購買を促す
消耗品で利益を確保する

例:
プリンター:
 主たる部分:本体
 消耗品:インク等

小前田

えぇ・・・
よくある話かもしれませんけど・・・
思ったよりお金かかる商品の典型ですよ・・・
茶谷さん・・・
どうしたらよいですか・・・
案で結構です・・・
(※シンプルに値引はダメです)

茶谷さん

携帯電話みたく使い放題プラン!
プリンター互換インクの使い放題プラン!

小寺林

補完的価格は、ライバル企業が消耗品市場に参入できないようパテント(特許権等)があるとか、消費者がたとえ価格が高くても同じ企業の消耗品を欲しがるということを前提とします。

茶谷さん

携帯電話だね!
 主たる部分:本体
 消耗品:通信等

小寺林

これはミクロ経済学で習いますが「平均可変費用≦価格≦平均費用」の価格帯は赤字です。この価格帯で主たる部分を販売しやすくなります。

茶谷さん

トントンなんだ!!!

小前田

・・・(すごく簡単に言うよなぁ。保存の利く消耗品の使い放題プランなんてもってげ泥棒だよ)
参考:『よくわかる現代マーケティング』編著)陶山計介、鈴木雄也、後藤こず恵、ミネルヴァ書房

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