マーケティング論:便益の束

ケイト リップモンスター カネボウ化粧品(1,400円)
商品説明.つけたての色がそのまま持続。保湿・色持ちを兼ね備えた高発色リップです。唇から蒸発する水分を活用して密着ジェル膜に変化。独自技術により長時間の色持ちを実現。

クチコミ1.食事をしても色が落ちにくくて、マスクにもほとんど付かないので、ストレスフリーでメイクできます。
クチコミ2.淡いオレンジがかったピンクベージュの様な色でほんっとに可愛い。
クチコミ3.するするとした塗り心地で乾燥もしない。

特徴の束 便益の束
色持ち ストレスフリー
保湿 するするとした塗り心地
高発色 ほんっとに可愛い

小前田

えぇ・・・
よくある話かもしれませんけど・・・
リップ(口紅)でリップを塗った容姿を買っているんですよ・・・
茶谷さん・・・
どう思いますか・・・

茶谷さん

課題の解決だね!

小寺林

P.コトラーによれば、中核となる便益は製品の「一番の本質」です。便益とは製品の「役立ち部分」であり「顧客の様々な課題を解決」します。具体例の化粧品は、可愛い容姿、使いやすさ以外にも、メイク崩れしていないか心配な気持ちを解決したりしてくれるんですね。

茶谷さん

便益の束!

小寺林

自動車など。社会的地位の外的な表示(ステータスシンボル)も便益の一つです。化粧品そのものを見せびらかす女子はかなりいますね。

茶谷さん

目の前で塗ったりしてな!

小前田

・・・(すごく簡単に言うよなぁ。生産者も消費者も便益の記述は基本クチコミに頼るしかないからアットコスメ開いてまで調べるのに)
参考:『よくわかる現代マーケティング』編著)陶山計介、鈴木雄也、後藤こず恵、ミネルヴァ書房

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