はじめに
株式会社ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」が実施したアンケート調査によると、300名のビジネスパーソンを対象に、企業のお中元に対する意識や実態が明らかになりました。
お中元を贈らない企業の増加
お中元を贈る企業の割合：45%
贈らない企業の割合：55%
この調査から、お中元を贈らない企業が過半数を占めることがわかりました。虚礼廃止の流れが進んでおり、お中元を贈る企業が少なくなっていることが示されています。
お中元を贈る理由
- 「毎年の習慣」（20代 卸売業営業事務）
- 「長年の取引先との文化」（20代 専門学校事務）
- 「感謝の気持ち」（30代 自動車関連サービス業事務）
- 「取引先との円滑な関係のため」（40代 林業事務）
多くの回答者は、長年の慣例や取引先との関係維持を理由にお中元を贈っています。
お中元を贈らない理由
- 「公的機関や個人との付き合い」（40代 教育関係経営者）
- 「慣例がない」（50代 図書館司書）
- 「コンプライアンスの問題」（30代 製造業営業）
- 「予算の節約と形骸化」（50代 医療福祉関係事務）
お中元を贈らない理由としては、コンプライアンスや予算の問題、形式的な慣習が挙げられています。
企業間のお中元のやり取りに対する意識
廃止すべき：7割以上
- 「手間がかかる」（40代 製造業一般職）
- 「形骸化している」（30代 IT系経理）
- 「経費削減」（40代 不動産業事務）
- 「不正の可能性」（30代 化学メーカー営業職）
企業間のお中元のやり取りは、手間やコスト、不正のリスクを理由に廃止すべきとする意見が多数を占めました。
お中元を残すべき理由
- 「感謝の気持ちを示す機会」（30代 教育関係システムアドバイザー）
- 「付き合いを円滑にするため」（60代 出版社事務）
- 「日本の伝統」（40代 アパレル関係事務）
お中元を残すべきとする意見は、感謝の気持ちや伝統文化を重視する傾向があります。
個人間のお中元のやり取り
不要：7割以上
- 「時間とお金がもったいない」（30代 料理教室営業）
- 「気を使い合って疲れる」（30代 私立高校教員）
個人間でもお中元のやり取りを不要とする意見が多数を占めていますが、相手に対する気持ちや関係性を重視する意見も見られます。
お中元文化に対する価値観
廃止すべき：6割以上
- 「形式的になっている」（40代 不動産業事務）
- 「必要ない」（30代 小売業営業）
- 「費用や手間がかかる」（50代 医療福祉関係事務）
多くの人が、お中元文化を廃止すべきと考えている一方で、完全に否定する意見ではなく、形式的なものに対する批判が多いことがわかりました。
お中元ギフトの提案
株式会社ウェブギフトの「オフィスギフト」では、カタログギフトを提供しており、合理的かつ喜ばれるギフトとして利用されています。
メリット：
- 受け取った相手が欲しいものを選べる
- 毎年のギフトがマンネリ化しない
- ギフト選びの手間が省ける
カタログギフトは多様な品揃えを誇り、食べ物以外にもブランド家電や日用雑貨を含んでいます。
