はじめに
株式会社JobRainbow(本社:東京都千代田区、代表取締役:星賢人)は、LGBTQ+研修の意義やサービス内容を説明する、企業担当者向け特設サイトを公開しました。
LGBTQ+研修とは
LGBT+研修とは、企業が多様な性のあり方を理解し、包摂的な職場環境を作るための研修です。これには、性のあり方やLGBTQ+に関する基礎的な知識を学び、具体的なアクションを習得することが含まれます。
性のあり方とは
「性のあり方」は以下の4つの要素で構成されます:
出生時に割り当てられる法律上の性(Sex assigned at birth)
身体的特徴に基づき、生まれた時に割り当てられる法律上/戸籍上の性別。
性自認(Gender Identity)
自分自身の性別をどのように認識するか。これは「男性」「女性」に限らず、「男女どちらでもない」「どちらも」「時によって変化する」など、多様な認識が存在します。
性表現(Gender Expression)
振る舞い、言葉遣い、服装などで表現する自分の性。
性的指向(Sexual Orientation)
恋愛感情を抱いたり、性的魅力を感じたりする対象の性別。どの性別にも恋愛感情・性的魅力を抱かない・感じない人もいます。
LGBT・LGBTQ+とは
- LGBT:Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Transgender(トランスジェンダー)。
- LGBTQ+:LGBTに加えて、Questioning(性のあり方について迷っている人)やQueer(多様な性のあり方)を含む言葉。
企業のLGBT・LGBTQ+インクルージョンへの取組事例
LGBTQ+当事者が職場で直面する課題を解消し、安全で公平な環境を作るための取り組みが求められています。以下は企業の具体的な取組事例です。
- LGBT研修の実施:性のあり方の基礎知識やインクルーシブな言動・マネジメントを学ぶための研修。
- ハンドブックの配布:多様な性のあり方を前提とした表現や対応の理解を広めるための資料。
- 就業規則の改訂:多様な性のあり方に対応するための規則改訂。
- アライコミュニティの設置:LGBTQ+当事者と共に働く「アライ」の居場所を作る。
- LGBTQ+関連イベントへの参加:レインボープライドなどのイベントに参加。
企業がLGBT研修を実施する理由
LGBTQ+当事者が差別や偏見を受けずに働ける環境を整えることは、企業にとって以下のようなメリットをもたらします
- 生産性の向上:包摂的なコミュニケーションカルチャーは生産性を高める。
- 魅力度向上と離職率の低下:差別的な職場環境は多様な人材にとっての魅力度を高め、離職率を低下させる。
- イノベーションの促進:多様な視点が社内に持ち込まれ、高い収益性を出せる組織になる。
- 社会的要請への対応:法的な側面や社会の意識の変容に対応するために必要。
JobRainbowのLGBTQ+研修の特徴
- 経営や日々の業務に活きる内容:業界・業種の特徴に合わせた効果的な訴求。
- 当事者のリアルな声を伝える:多様な当事者のストーリーを共有。
- コミュニケーションの活性化:積極的な関与を促し、受講者自身の言動に対する判断軸を身につける。
- 意識・行動変容が生まれる仕組み:自分ごと化を促進し、リアルなアクションを提案。
企業がLGBTQ+研修を実施することで、LGBTQ+当事者が働きやすい職場環境を作り出し、組織全体のパフォーマンスを向上させることが期待できます。