はじめにお読みください:一般入試との違い、このサイトの使い方、編入学試験と私たちについて

一般入試のホント

医学部生が一番わかりやすいですが、高校までで一切習わなかった内容の講義、要は医学の適正(講義についていけるかどうか)をどう判断できたのだろうなと疑問に思ったことはありませんか。やはり理系がわかりやすいですが学生一人ひとりを大卒者にする費用(大学側のコスト)は、学生が収める授業料じゃ足りないです。工学部なら1年生で工学基礎実験というのを前半期にやると思いますが、そこでかかる費用は非常に高いです。そういったものを計上していって、結果、大学一年生を四年間かけて大卒者にする費用は彼が収める学費より高いです。ここで大学側が学生一人ひとりにキチンと適正を見出して合格させないと、あるいは概ねそのような正しさをもって入学試験を遂行しないと、適性のなかった学生がもったいなく退学になったり、これも医学部が一番わかりやすいですが、社会からの要請にも応答できないわけです。

たとえ同じ数学でも高校三年間で習うことと大学四年間で習うこととで共通項は滅多にないから、適性検査とは本来困難を極めるはずです。自動車免許が実際に自動車を運転させることに比べたらかなりいい加減な手続きだと思いませんか。
高校数学のニュートン法
大学数学のニュートン法
だからこうやってなるべく被っている内容を狙っていくわけです。大学で数学を真面目にやると一般入試対策でどこを重点的に勉強すればよかったのか仕組みから根こそぎ理解出来て稀に医学部再受験などやってしまう者もいます。

こういった意味では、編入学試験は一般入試に比べると案外まともな試験ともいえるわけですよ、キチンと自動車を運転させながら自動車を運転できるか試していますからね。法学系編入なら法学の、経済学系編入なら経済学の、基礎的な理解や知識が考査されるわけです。

編入学試験という非常階段(Shining Road)


中段中央にある一冊の書籍が唯一の編入学試験対策本(画像:北与野駅徒歩2分「ブックデポ書楽」にて撮影)

編入学の情報は一切出回っていないと言っても過言ではないです。正しい情報が欲しい気持ちはわかりますが正しく与信された情報は中央ゼミナール(高円寺)が毎年出版する「まるわかりデータブック」くらいなものです。これに関しては本屋さんの店頭にもおいてあるのですね。


ちなみにこれです!

編入学試験への致命的な心得として

一般入試を勝ち抜いた学生はインプットとアウトプットが正確です。中学理科で、、、

  • セイズイ動物
  • セキツイ動物
  • セキスイ動物

これら三つのうち正しいものはどれ?という問題を出すと、案外たくさんの中学生が間違えます。疑念を打ち払い正しく「セキツイ動物」を選べることをここでインプットとアウトプットが正確と言います。

中学公民で、不景気では(増税/減税)のどちらをしますか?という問題がよく出題されます(正解は減税です)。しかし日本政府はもうずっと消費増税しているじゃないですか?これは短期的な景気変動の波に対して、慢性的課題(社会保障財源の確保)の解決に「税収が安定する消費税で賄えばよい」という判断がなされています。ここまでが中学公民では(正しいものとして)インプットを求められます。

しかし編入学試験の、特に【小論文考査】ではさらにもう一歩踏み込めと言われるわけですよ【それについてどう思いますか?】ここでとある2021年度日本大学経済学部編入生は「受益者負担(恩恵を受ける人が負担せよ)」という考え方でもってして消費増税を肯定してみせたんです、各種公共サービスは皆がその恩恵を受けてるでがしょーって(よくわからないが彼はあまり金持ちを締め上げる解決方策を是としない)。しかし、この考え方について先生はちょっと待って欲しかったものです(累進課税制度ガン無視やなと)。しかしながら、どうあれ、「論ぜよ」と出題されたら知識を整理したうえで自分の考えをワンパンチ打っていかないと「論じた答案」としては認められないんですね。正確なインプットとアウトプットで踏み込んで、その勢いで自分の考えをシッシッシッッ!バシコーンッッ!

誤解してほしくないのは、編入学試験は一般入試に比べると、一問一答の出題は珍しく、どちらかというと正解が一意でない前提で出題(あなたはどう考えますか)がなされるのですが、そういう試験だからと言って決してインプットとアウトプットが曖昧な学生を大学で増やしたいわけではないのですね。覚えるべきことはキチンと正確に覚えていかないといけない。

関連用語集としてサイトを使う

下記はとある過去問解答例(の一部)です。関連用語集としてサイトを使うとは、これで解説すると赤字

発展途上国の高所得世帯が多産であるのに対し、先進諸国の高所得世帯は必ずしも多産ではない。その理由として、まず第一に挙げられるのは母親の大卒による結婚の遅れ(c.f.晩婚化)は多くの先進諸国で共通する問題である。これは無視できない。しかし子どもの養育費が高いという事実も無視できないだろう。大卒-高卒の賃金格差(後述)が根強い我が国で、子どもを高所得者にするには高い教育投資のコストががかる。ここで大学教育の無償化は、大学進学後の費用を縮小しながら、子ども一人を大卒にする費用を縮小する。

にした部分を「本当かな」と思って調べてみてください。受験対策的に一切損しないのでやってみてください。近い出題があったときにそうした知識で「何か解答のようなもの」を書くことができます。上の文章も日本語的な言い回しや、主張していること、解答例を執筆した者も人間なので月並みですが育ってきた環境に依存したことをどうしても言います。それが当然に受け入れられない人もいると思いますが、関連知識はかなり客観的にチョイスしているので、せめて「自分でチェックする前提の関連用語集」としてはご活用いただきたいなと思っています。すべての人がこのサイトを大なり小なり活用できるように心がけています。もちろん各記事に対して、個人的に気になった知識情報を自分でチェックする、その選定は自己判断でお願いいたします。

学習教材として大いにサイトを使う

やはりインターネット上のサイトなので、そこに掲載されている情報を「鵜呑みにしてはいけない」ですし、識者ほど「これほど高い専門性の要求されるはずの情報が与信を担保しながらインターネット上に投棄されることはあり得ない(だから信用すべきではない)」ということを主張してきます。それが常識であり良識でもあるわけですが、私に関しては、やってのけてしまっている、という状態です。学習教材として大いに活用してくださって、もちろん構いません。当初そのために作ったものです。

編入学試験に対する考え方

様々な考え方があるなかで、私たちの考え方は非常にクラシカル(classical)なものです。大学は学問の学び舎であり、高度専門職の養成所でもありながら、日本は特に二十歳前後の青少年の発達段階を預かる学校でもある。【異なった考え方】がある。これを大学で学んだことの筆頭に掲げる人はそこまで珍しくないと考えています。ある青少年が大学1年生になるまでの環境、18歳であれば18歳になるまでの環境とは、数字や学校名で制御された競争、自分以外の他者への関心もおおよそ下記みたいなところだったと思います。

藤倉崇晃={2004年度センター試験得点率85.5%}
藤倉崇晃={受験校は群馬大学医学部医学科と神戸大学理学部数学科}

これが大学に入ると、、、

藤倉崇晃={講義をサボる,漫画が好き,彼女がいるみたいに振る舞う,学食か図書館にいる}

いままで学力で他者を認識していた青少年たちが、様々な角度から他者を捉えていき、そして一定の社会性を身につけていく意味合いが大学生活にはあると思っています。大学四年間の学生生活としてそういう人間形成的なところをスリップさせたくないなと思っています。編入学試験を受験する学生には、そのような意味合いでは大学にまだ入学できていないような人びとも多く、それこそ編入学がよいきっかけになればいいなと思います。

本来的な趣旨として

入学試験という競争的環境なるも、そこで、すべての受験生が自己の実力を存分に発揮するにあたり、編入学試験に関する真実性の高い情報を、たとえば経済的余裕を条件とせず、平等に手に入れられる環境を、彼らを真に見守るとはつまり、構築せよ。

受験勉強とは何かといったときに、私が真っ先に思いつくものが桐原書店が出版している「桐原書店 文法語法1000」ですね。英語の受験勉強なんて何をどうするのか全く分からなかった浪人生が万策尽きて、半ば自暴自棄気味に「桐原書店 文法語法1000」だけ毎日50問だけ解いて寝ていたんです。そうしたら英語の問題、センター試験過去問や予備校模試が解けるようになっていったのです。大学一般入試英語は重箱の隅を突いたり、無限の彼方から飛んできたりするような問題が出題されていると、見せかけて、実は「おおよそこんなような問題が繰り返し出題されているよ」なのです。それをまとめたものがたとえば「桐原書店 文法語法1000」だったのですね。

私が受験勉強だと思うものとは、そうやって「明確なメソドロジを使って、現に、地道な反復練習をすること」だと思っています。上記イデオロギーを掲げて活動を続けている理由として、「そのような好成績のメソドロジが、明確に、受験生が容易にアクセスできる状態で存在する状態に、それこそ一般入試だけでなく、編入学試験もそうなったらいいのにな」という願いがあります。

Twitterで編入学情報を収集する危険性の報告(2021/10/06 追記分)

Twitterで編入学情報を収集する受験生が後を絶たないのは、私たちが解決したいと考える問題の一つです。結論から言うと、Twitterの編入学情報収集は直近数年間で危険度が急激に増しました。

TwitterはSNSです、しかし少し使ってみれば、たとえばFacebookとは全く異なる、私は昔の2ちゃんねるに近いとさえ思います、特殊な環境ですよね。発信者の秘匿性と自由度が高く、功利的に使おうと思えば、ユーザ同士継時的な交流よりもむしろ同じ情報を撒き散らすことに長けたツールだと瞬時に見抜けます。実際に編入学に限らず多種多様な業界の「業者」が「自社顧客」を増やすためにネトゲ感覚で利用しているものなのです。しかし、特にTwitterをやるような大学生にとってTwitterとは、Facebookなどと同じくらいユーザ同士継時的な交流を企図して利用されていて、大学など所謂「リアル」と直接関係してくるツールなのですね。

2019年頃にTwitterで編入学情報を発信する人は爆発的に増えました。理由として様々なものが考えられるのですが、説得力のあるものを一つ挙げろと言われたら、編入学人口の増加、入試制度改革(旧センター試験廃止など)や、就職氷河期完全脱出を背景に学歴にコスパを求める考え方の浸透で、浪人より編入、編入学を一つの入試として認知する傾向が強まりました。

編入学需要が増し「やってやろう」「やってみよう」「たすけよう」と考える厚意ある大学生らを大きく巻き込んだムーブメントが、Twitterやインターネットで、その手軽さから、巻き起こっていったのです。一介の大学生らのほとんどは、それを、Facebook的なTwitterアカウント運用でもって執り行っていたのですね。

社会的ネットワークという分野の知見に明るければ知っている話です。活性化。友達の何人がマクドナルドに行けば貴方はマクドナルドに行きますか。ここでは現にマクドナルドに行くことを活性化と言いますが、社会的ネットワーク論は隣人(近い人)の何割が活性化されたかが活性化に致命的だとしています。そのため、たとえば新しい商品を広めるにはランダムサンプリングのように購買者(c.f. アーリーアダプタ)が点在するよりも、購買者のクラスタ(群れ、集団)が出来ていることを望ましいとします。

Twitterの編入学情報発信者らの一部には、クラスタをつくりながら自分らの最大公約数的な発信情報を確認しあうスタンスで、ある一定の情報を強烈に流布してしまう者もいます。「してしまう」とは彼らがあまりその危険性を熟知していないことへの表象的言語表現です。彼らはクラスタの威力を軽視しています。このサイトも一時期、一定のクラスタ性あるアカウント集団から、ネガティブキャンペーンを貼り付けられたり、ネグレクトを受けるなどしました。これら行為への当事者らの認識は、毅然とした意見意思表明に「すぎない」としていましたが、「すぎない」との判断が客観的に結論づけられたものとは言いがたいわけです、大量のあなた達を信頼した受験生たちをどうマネジメントしていくつもりなのだろうなと思います。

その一方で、ある一定の情報を強烈に流布「する」という者も少なくありません。Twitterで「〇〇予備校はどうですか?」と誰かに質問をして、もしも回答を頂ければ、「〇〇予備校」という予備校の屋号が、どうあれ彼のタイムラインに刻まれるわけです。これを彼の隣人にあたるアカウントを巻き込みながら執り行って行けば「〇〇予備校」という予備校の屋号、その情報のクラスタをつくることもできるのです。

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