短大や四大で語学(英語など)を頑張った人の志望動機は、大抵の場合に「学んだ語学を将来に活かしていくうえで語学以外の専門性を身に着けようと思った」というくだりになりますし、合格を勝ち取るうえで無難です。
ここでいう専門性を編入先の大学学部で会得するわけです、数学なら理学部、法学なら法学部で会得します。志望理由書をより明快かつ説得力のあるものに仕上げるには、そうした専門性を会得したいという気持ちが、語学を会得したい気持ち以前のものであるように語るとよいでしょう。どういうことかと言うと、たとえば次のようなエピソードを添えると良い結果になるわけです↓
「高校時代から社会保障制度など経済に関心があり英語の学習も兼ねて英字新聞を読んでいた。これが高じて語学に強い関心を抱いたため大学では文学部英文学科に進学した。しかし学んだ語学を将来に活かしていくうえで語学以外の専門性を身に着けようと思った。そこでもともと関心のあった経済学を専門的に学びたいと思った。特に社会保障制度については今でも考えさせられるニュースばかりだ。」
こんな風に語学に注力したきっかけに回帰するようなエピソードにするとおさまりが良いでしょう。