ハイライト食堂は、1960年に京都で創業し、60周年を迎えるほどの地元に愛された定食屋さんです。
地方から出てくる学生さんに家庭料理のような愛情のこもった食事を安価でおなか一杯食べてほしいという創業者の想いが当時の店主の思いだったそうで、創業当時から変わらない「おふくろの味」というコンセプトを大切にしつつ、時代によって変わりゆく食生活や食文化に合わせた新メニューや店舗限定メニューも楽しめる大衆食堂として学生のみならずサラリーマンなどで繁盛しています。
百万遍にお店を構える本店の他にも、十条店・御池店など計5店舗もあり、京都の学生や腹ペコさんたちの胃袋を満たしてきた定食屋さんとして今もみんなに愛されています。
名物メニューとしては、ケチャップとオニオンのアメリカンソースにチーズ、おろしポン酢を大きなチキンカツにトッピングしていろんな味が楽しめて最後まで飽きずに食べられる「カラフルジャンボチキンカツ」です!
もも肉をカレー粉をはじめ数種類のスパイスで漬け込みスパイシーな味付けがこだわりの唐揚げ定食やビックリ盛りなどの揚げ物メニューのほかにも、丼物やカレー、一人鍋など、豊富なメニューがあり毎日でも通いたくなるほどです。もちろんお手頃価格なので大満足です。
私が通っていた頃にはありませんでしたが、2021年から、名物のハイライトカツサンドを使った「必勝祈願カツサンド」も販売しています。
「宮本武蔵」が吉岡一門数十人との決闘前に立ち寄った「必勝祈願」の神社として信仰される「八大神社」にて調理器具を祈祷いただき「勝負に勝つ」という縁起をこめた逸品です。
元々は創業者が家族だけに振る舞っていた裏メニュー的なチキンカツサンドを販売。味も見た目も昭和感が漂うどこか懐かしい素朴なところが食欲をそそられます。
当時、大学生として生活していた頃は今ほど外食する場所やコンビニも少なく、自炊することもなかったので毎日のように通っていました。私の定番メニューはジャンボチキンカツ定食ご飯大盛りに特製豚汁。何を食べるか迷った時は必ずこのメニューでした。地元の友達がわざわざ京都に遊びにきた時もハイライトに食べに行き、その友達が地元に帰った後もあの味が忘れられないというほど気に入ってくれました。
バイトやサークルが終わって疲れてハイライトに入りいつものご飯を食べるとおふくろの味のように心に沁みる美味しさでした。
店内の雰囲気もどこか懐かしさがあって学生やサラリーマンでどの時間帯でもいつも賑わっていて全メニューの価格帯もコスパがよく誰にでもおすすめのお店です。