過去問・駒澤大学経営学部経営学科・市場戦略学科(3年次編入試験・2018年度)

ゴールを確認する

想定される読者は受験生。しかし、いまはじめたばかりの人や、一通り経営学の学習を終えた人まで様々です。初学者であることがあり得るにも関わらず、読者にいま実際に入試問題を読んでもらう目的は、ビジュアルでゴールを知ってもらうためです。

  • 日本の企業
  • 短期的な利益
  • 長期的な利益
  • (経営の)目標
  • ステークホルダー
  • 短期的あるいはスポット的取引
  • 長期継続的な取引
  • (契約が)明示的
  • (契約が)暗黙的
  • 意思決定
  • (集団的な)コミュニケーション
  • (集団的な)情報の共有
  • 欧米の企業
  • (チーム的行動の)モラルハザード

出題文から抽出した専門用語や(経営学で)独自意味のある言葉のすべてを、もしも自分自身で説明できたのであれば、設問は全問正解できるのではないでしょうか。

コストリーダーシップ戦略の短期的利益と長期的利益

何らかの理由で、または様々な理由で、競合他社よりも低コストで同じ製品を製造できる企業。低価格競争では、他社よりも利益を獲得しやすいです。また、新商品開発などへ多く予算をまわすこともできるでしょう(c.f.コストリーダーシップ戦略)
■ 日本マクドナルド株式会社の「ビックマック200円」

  • 短期的利益:ビックマック目当てのお客さんがいっぱいきた
  • 長期的利益:それをきっかけにお客さんが来続けた

伊藤もりりお

数百円(駐輪場代くらい)安くなっただけなのに、食べに行ったほうがお得な気がするところが、マクドナルドの手腕ですよね。

ステークホルダーとの付き合い

ステークホルダーとは、顧客、株主、代理店、取引先、社員、地域社会、国際社会、環境など。保険会社、電力会社やクレジットカード会社などのコールセンター(電話問い合わせ窓口)は顧客とのコミュニケーションを企図して設置されています。銀行の株主総会は、株主とのコミュニケーションを企図していますね。これらをコミュニケーションの場として、いずれも企業とステークホルダーは互いの長期継続的な関係を想定していますね。


↑ステークホルダーとのコミュニケーションについて関心のある方にお勧めのコミック。銀行の監査役が、不正な不良債権処理を逆手にとって横領を働いた取締役の不正を徹底的に糾弾するなど、銀行内の不正をとことん追求しながらメディアに露出したり、紛糾する株主総会で延々と総会屋相手に喋り続けるなど、そういった様子がフィクションとして描かれている。

責任の所在

大縄跳びのミスは縄を回す人と跳ぶ人で責任を切り分けるべきではない。
参考:仕事のミスを「責任の所在」で割り切る人のチームはヤバい

責任の所在が曖昧だと個々の能力が育たないです。根性論、精神論で「全員で失敗した(全員に改善点があった)」とすることは、あまり科学的ではありません(c.f.テイラーの科学的管理法)。

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