シャンガラヤ

シャンガラヤ(地域)は何故そう呼ばれるのか訊くとシャンガラヤが住んでいるからだと言う。シャンガラヤ(住民)は何故そう呼ばれるのか訊くとシャンガラヤに住んでいるからだと言う。納得のいかない顔をするともしかして他所者なのかと訊かれる。

シャンガラヤは高山地帯の盆地である。400年前、帝国と敵対した際、帝国軍の包囲を30日間耐え忍ぶに指揮を取り、その一方で停戦交渉をし続けた英雄の名が二十歳のシャンガラヤだった。

シャンガラヤは十歳のとき、父から教えてもらった言葉を学校で復唱しては笑いものだった。

不覚あれば忠誠に委ねよ

あまりにも笑い者になり、ついに辟易したとき父は言った

闘争であれば血は流れるだろう、しかし平時に能力を働かせ、よく働きよく励むことに、生まれついた家柄に依ることのないほど、戦勝が堅いものであるならば、すべからくそのような国家を構築せよ

シャンガラヤは、これを復唱して笑われろと言われたと思い。やってやろうじゃないかと思った。

しかしシャンガラヤは褒められた。どうあれこれだけの信念を覚えて話したことを褒められた。

この地は、この地がこの地の人民を頂き、この地の人民がこの地を頂いたが故に、勝利する

民衆を武装させ自衛を組織した際の号令は400年語り継がれたのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA