ふぁらお

ファラオは女を捕らえた。

女はファラオをストーカーしていた。
過去の交際相手、よくいく飲食店、週一で働いているゲイバーまで調べあげた。
何が問題かと言えば、それをライバルの女、要はファラオを好いている女に放言して回っていた。その目的は二つ、シンプルにおろすため、もう一つはセレモニー、つまり女社会の中で自分の実力を誇示するためだ。

ファラオはこのストーカー女を捕らえた。
女は言う「すべてあなたを愛しているから、あなたを純粋に知りたかったから」

するとファラオは女の目の前で排便をした。
ファラオの肛門からウンコがモリモリでてくる。
立派な一本グソ。
とみせかけて、半ネリ。
表面にほんのり油、未消化の人参さん(断片)もこんにちわ。
なんと健康なことか!

ファラオは言った。
「これを食え」

女は絶句、排便の段階でこの世の終わりのような表情を浮かべていたが、顔を青ざめて首を絶えず横に振っている。

ファラオは言った。
「ウンコほどの情報はない。俺が好きで俺の情報を欲しているならウンコを食して俺を知れ。」
しかし手をつける様子のない女。

ファラオは最後にこう言った。
「毎朝、毎晩、貴様の食事は俺のウンコだ。嫌なら飢えて死ね」

刑吏は6日間、女の口にファラオのウンコをねじ込み続け、女は病気(肝炎と思われる)で息絶えた。

ストーカー行為とは自分のエゴ世界に対象を封じ込め、その檻の中で飼いならそうという試みに他ならない。女はあろうことかファラオを飼おうとしたのだ。そしてファラオに対してそれを企図した輩がいるなど公になっては困る、本当に純粋にファラオを好きだったことにしなくては、要は沽券に関わるのだ。実際、この女は死を厭わずファラオを愛した女として語られ、またそういう女が出てくるダンディズムの持ち主としてファラオもまた語られた。

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