法・政治系書籍紹介『はじめての法律学 -HとJの物語-』


受験を考え始めたタイミングの方にはおススメの一冊ですね!

高校1年生のときに現代社会の授業で「日本の刑罰は7つあります」って教わりました。死刑、懲役、禁固、拘留、罰金、科料、没収の7つです。そういうところから書かれている本になります。交通事故をテーマに生活の中で起こり得る違法行為をテーマにしているので非常にイメージしやすいでしょう。キーワードとして「法と道徳」「道路交通法」「脳死」「死刑制度」「罪刑法定主義」「裁判員裁判」など法学系編入学試験で見かけた出題(に含まれる用語)が散見されます。直感「使える」と思いました。だから確認不足で恐縮なんですけど「臓器移植」とか医学部学士編入では散々出てますけどね、この本に記述があったから法学部系編入学試験でもあるんじゃないかなと思えてくるわけですよ。あったんじゃないかな。と思って調べたら

ありました

その一方で一般常識レベルが拡張されるだけでクイズ番組に「は」出れそうだなというのが著者に失礼ながら思ったことです。そのうえで繰り返しになりますがコンパクトな書籍一冊で過去の出題をよくカバーしているとなぁ思いましたね(個人の感想ですが)。もしかすると不適切な発言になるかもしれませんが法学部を推薦で行きたい高校生(総合型選抜はわからないけど旧AO入試ではこちらでも頻出論題だった)には俄然オススメできるんですけどね(いちおう高三も指導したことあるのでわかります)。しかしこの本一冊では難関国立法学部編入とか絶対足らんやろな。

個人的に読んでいて不安に思ったのは「交通事犯を犯すような一般市民」と「犯罪者(特に暴力団関係者をプロと表記)」を区別しているインパクトが大きいところですね。これは本当の初学者が知ると母鳥をみた雛鳥みたいに「そうなんだ!」と思ってしまうのではないかな。編入学試験の小論文考査で「交通事犯でもない犯罪者には暴力団員のようなプロも含まれるので~」と書いて良いのだろうかと悩みます(ダメなんじゃないかな。実態にもほどがある)。勝手ながら小論文考査のtipsを探すための本「ではない」と烙印を押しておきます。※tipsっていうのは要は素材です。

政治学系の受験を考えている人も第六章からは読んでみると良いと思います。「議院内閣制」とか。議院内閣制「も」書かかないような政治本はあり得ないもののキチンと説明があって良いと思いました。

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